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だが、ささらはそんなふうにどぎまぎしているうずめのことを気にする様子もなく
「さ、さあ! マスター、次のステップに進んでいいよね!」
「あ、はい」
またしても、うずめは「あ、はい」ってわかってもいないのに返事をしてしまう。「あ、はい」って言うと、言われた方は「わかりました、大丈夫です」という意味にとらえて、話がどんどん先に進んじゃって、いつもいつもうずめはさらに大混乱になる、っていうこともわかっているのに。
ささらは言った「じゃあ、次はライティングカードとオーバルカードの使い方ね」
アウェイキングでこちらに呼び出したドール達にさらに、ライティングカードを使って服を与え、またその場、その場に応じたオーバルカードというもので、武器を装備しなければならない…らしい。
「はい、マスター、次はね!」
「は、はい」
「マスター、覚えた?」
「なんとなく」
「じゃあ、やってみて!」
「なにを?」
「今、覚えたこと?」
「ど、どれ?」